※この連載は事実7割・フィクション3割。
盛るのは私の体験談だけで、高専の制度やルールの話に嘘はありません。
男女の友情は成立するのか?
これを高専の教室で考えると、少しややこしい 友情について考えている間に 周りが恋愛を始めてしまうからです 私の分まで 女子と少し楽しそうに話しただけで 「お前、あの子好きなの?」と聞かれる 早い 私はまだ さっきの返しが変じゃなかったかを考えているのに… さらに、そこに高専病が加わる
女子の少ない環境にいるうちに 身近な女子がみんなかわいく見えてくる あの子もかわいい この子もかわいい ただ、これを全部「好き」に入れたら 教室に入るだけで片思いが何件も始まる 高専の欠点は60点、そんな余裕はない 確かに、かわいいとは思う 話すのも楽しい もう少し話したい でも、それは全部 付き合いたいと同じなのだろうか 前回は、女子側の高専病にも触れました
周りの男子がやさしいと 「もしかして、私ってかわいいのでは」 と思うことがある、という話です たとえば、こんな二人がいたとする 男子「この子、かわいいな」 女子「私、かわいいのかも」 ここだけは、意見が一致している ただ、男子への評価がまだ一つも出ていない 私としては、そこも聞きたいところです 片方は「特別になれそう」と期待していて もう片方は「気楽に話せる友達が増えた」と 喜んでいるかもしれない 二人とも楽しそう でも、喜んでいる理由が違う 高専病同士だからといって、 話が早いわけではないらしい ここで「脈あるぞ」と教えてくれる友達も おそらく高専病のため、情報源が心もとない
「好き」の中身を考えてみる
そもそも、友情の線引きも人によって違う 毎日連絡しても友達という人もいれば 二人でご飯に行ったら怪しいという人もいる 同じご飯の話なのに、判断が分かれる 何を食べたかは、誰も気にしていない 人間関係にもJIS規格があれば楽なのに… そうは言ってみたものですが 「二人での食事は月二回まで」 なんて決められても困る 三回目でもお腹はすく 「今月はもう友達として食べられないから」 そんな理由で断りたくないし 断られたら、しばらく意味を考えてしまう 規格があれば、安心できそうに思いましたが それもなかなか難しいようです
「好き」もなかなか大ざっぱな言葉だ
大切に思う もっと話したい 会えなくなると寂しい これは友達にだって思うこと 全部恋愛に数えたら 卒業式がとんでもないことになる ただ一緒に笑いたいのか 二人の時間を増やしたいのか 自分を一番にしてほしいのか 同じ「好き」でも 相手に望んでいることは、だいぶ違う 二文字に詰めすぎだろ… 逆に、少し「好きかも」が混ざっただけで すぐ友達をやめるのもなんか違う 告白もしていない 失恋もしていない 撤収だけは手際がいい ちょっと意識しながらでも、 今まで通り話していて、 お互い楽しいと思うことはある 「友達」と呼んでいても、 自分だけ特別に扱ってほしくなることもある 私には、関係に名前を決めるより 自分は相手とどう過ごしたいのか 相手も同じくらいの距離にいたいのかを考える その方が、まだわかりやすい もちろん、同じ友達でも 男子と女子で気の配り方が変わることはある 話題や距離の取り方がそう こちらはいつも通りでも 相手まで同じ感覚とは限らない 容姿や身体のことを軽く話題にしたり 急に距離を詰めたりしないようには気をつける ただ、それが男子相手だからって 急に解禁されるわけでもない 「男同士なんだから」で済ませたのが 言った側だけということもある どんな話なら笑うのか どこまで近づくと嫌なのか 性別だけではわからないので 話しながら、その人を知っていく 誰にでも同じ冗談が通じるわけではない 女子の前では緊張して滑り 男子の前では油断して滑る 原因は違うのに、結果は同じなんてこともある そんな相手と明日もまた話したい 相手もそう思ってくれている ひとまず、それで十分な気がする さて、最初の疑問 「男女の友情は成立するか」 これだけは即答できます
成立するに決まってるだろ!!
高専で女子と恋愛関係になったことが 一度もない私が、しっかりと保証します
ここまで読んでくださって、ありがとうございます 皆さんは、異性の友達と話しているだけで、 周りの目が気になったことはありますか 男女の友情ってありえないなんて思いますか よければ、コメントで聞かせてください 次回も読みたいと思ってもらえたら、購読もぜひ





